安全な森林管理技術・技能審査制度について
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安全な森林管理技術・技能制度について

制度の概要

ランク制度について
安全な森林管理技術・技能制度(以下「制度」という)は森林を利活用するために、安全な管理技術・技能を各個人が高めること、また、安全作業においてより高いレベルで技術・技能の習得した指導者を育成し、森づくり活動全体に安全技術・技能を広めることを目的としています。各人の技術・技能の習得・習熟研鑚レベルが確認できる段階的なランキングを設け、客観的(計測できる)に判定できるしくみをつくりました。個人スキルレベルの確認と、ステップアップ、そして何よりも皆さんの日々の活動が安全に怪我なく行われるようになるために、是非この制度をご活用ください。
制度の仕組みと役割
 
研習会・審査会
研習会・審査会は、「伐木・造材のチェーンソーワーク(著書:石垣正喜・米津要)」)を教本に、、最も安全を重視した基本を習得します。
各ランクの説明
各ランクの認定要件は以下の通りです。、ランク3以上は研習会を経て審査会により認定されます。
(1) ランク1 所定の審査機関によりランク1の認定を受けた者
  @ 山を一人で歩くことが出来ること
  A チェーンソーを自分でスタート出来ること
  B スタートさせたチェーンソーで、横にした丸太を上から、下から切ることが出来ること

(2) ランク2 所定の審査機関により要件を満たすとしてランク2の認定を受けた者
  @ チェーンソーのキックバックについての知識を有し、チェーンソー使用における基本的
    フォームを身に付ける訓練をしていること(指導者付)
  A チェーンソーで突っ込み切りの訓練をしていること(指導者付)
  B 立てた丸太で受け口造り、追い口切りの訓練をしていること(指導者付)

(3) ランク3 所定の審査機関において、学科・実技試験でランク3の認定を受けた者
  @ チェーンソー・チェーンソーワーク・伐木に関する基本的知識を有すること
  A 丸太を使用した伐木訓練は、指導者の管理下(指導者の目の届く範囲内)であれば行
    うことが可能
  B 立木の伐採は、指導者の直接指導の基であれば可能

(4) ランク4 所定の審査機関において、学科・実技試験でランク4の認定を受けた者
  @ チェーンソー・チェーンソーワーク・伐木に関する基本的知識を有し、チェーンソーワー
    クに於いては基本的なフォーム、使用ができること
  A 丸太を使用した伐木訓練は、単独で行う事が可能
  B 立木の伐採・掛り木処理は、指導者の管理下(指導者の目の届く範囲内)であれば可
    能
  C 研修会等では指導者の助手(補佐)を務める事が可能(準指導者)

(5)ランク5 所定の審査機関において、学科・実技試験でランク5の認定を受けた者 
  @ 研修会等では指導者としての資格を有する
  A 立木の伐採・掛り木処理は単独で安全確実に行えること
  B チェーンソーのメンテナンス・チェーンソーワーク全般・フェリングレバー・ロープワーク・
    チルホール・ワイヤー継索(指定されたもの)・伐木に関する理論的解説及びモデル実技が出来ること
 

森林管理技術・技能制度

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